2007年6月16日 (土)

マドリー×セビージャ 06-07 Liga 第33節

マドリー 3-2 セビージャ

G:ニステルローイ2(62分、85分)、ロビーニョ(78分)   マレスカ(41分)、チェバントン(90+3分)

マドリー:カシージャス、シシーニョ、カンナバーロ、セルヒオ・ラモス、M・トーレス(59分、エルゲラ)、ディアラ、エメルソン、ベッカム、ロビーニョ(79分、退場)、ラウル(59分、グティ)、ニステルローイ

SUB:ディエゴ・ロペス、サルガド、ガゴ、レジェス、イグアイン

セビージャ:パロップ、ダニエウ・アウベス、アイトール・オシオ(81分、退場)、エスキュデ、ドラグディノビッチ、ポウルセン、レナト(63分、ヒンケル)、マレスカ、プエルタ、ケルジャコフ(71分、チェバントン)、カヌーテ

SUB:コベーニョ、ダビド・カステード、ドゥダ、マルティー、ルイス・ファビアーノ(73分、退場)


2位、3位の直接対決です。
首位のバルサとの勝ち点差は、2位のセビージャが1pt、3位のマドリーが2ptです。
つまり殆ど無きに等しい訳です。
しかし土曜日の試合でバルサが勝った事を受けての日曜日の試合です。
なのでこの試合で全てが決まる訳では無いですが、負けるわけにはいかない試合なのであります。
2位3位による潰し合いをのんびりと高見の見物、ってな感じで本来なら観たかってんでけど前述した様に勝ち点差が大して無いのでそうもいってられない試合です。
双方のチーム状態はどうなのか?その辺をじっくりと観てみました。

終盤戦に来て、ようやく調子を上げて来たマドリー。
序盤戦はむしろアウェイでの方が成績良かったりしたんだけど、最近はベルナベウでも確実に勝っています。
一方のセビージャはアウェイで勝ち切れない試合が続いています。
試合前の状態から考えるとマドリーが順当に勝つのが自然の成り行きでした。
しかし試合開始からペースを握ったのはセビージャでした。

ダニエウアウベスが良かったよねぇ〜。
ラテラルがここまで目立つなんて、全盛期のロベカルを見ているようでした。
セビージャはヘスースナバス、アドリアーノとサイドアタッカーを怪我で欠く苦しい陣容でしたがアウベスが1人で引っ張ってたね。
そんなアウベスとロビーニョのマッチアップは見応え充分でした。
テクニックもそうだけど、スピード感が堪らない。
この先もまだまだ楽しませてくれそうな2人でした。
セビージャはロビーニョ対策としてアウベスとマレスカの2人で挟み込む作戦が功を奏していました。
マレスカは守備でリズムを掴んだのか、攻撃でも躍動。
前半終了間際にジズーばりのボレーを叩き込み、ベルナベウに静寂をもたらしました。
素晴らしいゴラッソ!!!!!
ユーベ時代にかけられていた期待感が最近薄れてきてる印象だったマレスカですが、やはり本来これぐらいは出来るポテンシャルは持っていたんだよねぇ〜。

さて後半。
リードされてる状態は流石にマズイのでカペッロは動きました。
グティとエルゲラの2枚同時投入であります。
エルゲラがCBに入る事によって、CBだったセルヒオラモスが右SBへ。
右SBだったシシーニョが左SBへそれぞれ移動しました。
そしてこれがズバリと的中しました。
前半ロビーニョの個人技とベッカムのロングフィードぐらいでしか攻めの糸口を掴めなかったマドリーですが、彼等に2人のサポートが付いたのです。
ダブルチームで見られていたロビーニョもシシーニョのフォローで楽になり、セルヒオラモスはベッカムをガンガンに追い越してのオーバーラップ。
やっぱセルヒオラモスは、ラテラルの方が特性が活きてる感じがするなぁ。
ラテラルだと軽い守備も気にならず、持ち前の攻撃力という良い面ばかりが目立つからね。
そんな彼等以上にゲームの流れに素早く乗ったのはグティでした。
投入から僅か3分後、流れる様なターンから中盤であっさりとポウルセンを置き去りにすると、そのままのリズムでお得意のスルーパスを馬に通しました。
こんなオイシいパスをニステルが外す訳もなく、確実に決めてまずは同点です。
もうこの時点で逆転の臭いはプンプンでした。
その予感通りに、今度はロビーニョがグティのスルーパスを受けてネットに突き刺しました。
う〜ん、チーム全体に躍動感がありますなぁ。
マドリーの調子が良い、ってのもこれを見せられたら納得です。
でもこの得点でテンション上がりすぎたロビーニョが退場、更に人数合わせでアイトールオシオが退場。
更に遡れば控えのルイスファビアーノも余計な事を言ってピッチに出る前に赤紙を頂戴していました。
好ゲームに水をさす様な退場者の多さですが、そんなグダグダなムードを取り去ったのはエース・ファンニステルローイでした。
セルヒオラモスのシュートのリバウンドを頭で詰めての決定的な3点目。
これで完全に試合を決めました。
ホッとしたのが、ロスタイムにチェバントンにFKを直接決められてしまった事。
'カペッロ・ユーベ'なら3-1のまま試合をクローズしていたでしょうが、マドリーはまだそこまではいっていないみたいです。
いかにも近年のマドリー的な失点に少し安心しました。

いや〜しかし見応え充分の好ゲームでしたなぁ。
息つく暇も無いぐらいの時間帯もあったしね。
セビージャは決定機を2本外してしまったのが痛かったねぇ。
あとルイスファビアーノの退場。
交代要員がいなくなって、怪我上がりで万全じゃ無かったカヌーテをフル出場させる結果になっちゃいましたからね。
マドリーではエメルソンに魂を感じました。
批判を払拭するようにゴール前に何度も顏を出していたのが印象的。
それでいて元々のボール奪取能力や活動量、読みの鋭さなどは少しも失われていませんでした。
マドリディスタも不当な扱いをしていた事に気付いたのか、ブーイングも出てなかったしね。

この結果によって目下の敵はマドリーになりました。
ただセビージャもまだまだ優勝圏内です。
とりあえず両チーム共に「強い」事が確認できました。
ただバルサは勝ち続ければ良いのです。もう直接対決はありません。
他は気にせず目の前の敵を倒すのみであります。

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2006年11月28日 (火)

バレンシア×マドリー 06-07 第12節

バレンシア 0 - 1 レアル・マドリード
G:ラウール(52分)


バレンシア:カニサレス、ミゲル、アルビオル、アジャラ、クーロ・トーレス(81分、H・ヴィアナ)、パジャルド(72分、タヴァーノ)、バラハ、ホアキン、シルバ、アングロ、ビジャ(15分、ビセンテ)

SUB:ビュテル、D・ナバーロ、レゲイロ、モリエンテス

レアル・マドリード:カシージャス、M・サルガド、F・カンナヴァロ(HT、メヒア)、セルヒオ・ラモス、ロベルト・カルロス、M・ディアッラ、エメルソン、ロビーニョ(68分、デ・ラ・レッド)、ラウール、レジェス、ファン・ニステルローイ

SUB:ディエゴ・ロペス、R・ブラボ、パボン、ニエット、カッサーノ

試合前の状況

リーガが誇る黄金のカードです。
バレンシアが現在8位、マドリーが現在3位という状況なので、首位バルサにおいていかれない為にも両チーム負けれない一戦です。
バレンシアは最近のリーガ4試合で2分2敗と最悪の状態。しかしミッドウィークのCLでは勝ちました。
もう既に突破を決めてる消化試合だったけど2-0で勝ちました。
この勝利を浮上のキッカケとしたかったのか、3日前と同じスタメンでキケフローレスは挑んできました。
一方のマドリーも4日前のCLとほぼ同じメンツ。こちらはリヨンに嫌な感じで引き分けたとはいえ、その試合で負傷したエルゲラ、グティをサルガド、レジェスに代えただけのスタメンです。
グティは元々出場停止で出られない試合だったので、ラッキーといえばラッキー。

負傷者が絶えないバレンシア

さて、そんな感じで試合開始です。
しかし開始から僅か15分でビジャが負傷交代。。。。
元々負傷をおしての出場だったうえに、カンナバロに削られたのでアウトです。
モリエンテスもベンチには入ったものの万全の状態で無いらしく、これで看板の2トップが揃って欠場となってしまいました。
この2人の不在は試合に大きく影響しました。この2人の、っていうかバレンシアは怪我人が多過ぎですよね。
予想していたよりも苦しいチーム状態でした。こりゃ勝てんわ。
まずゲームが全く創れない。
これは心臓となるピボーテに怪我人が続出しているから当然です。
アルベルダ、マルチェナ、エドゥですか。バラハも復帰したてで本調子じゃ無かったし、パジャルドの面倒も見ないといけないからね。
パジャルド君も頑張ってはいたけどね。
ゲームが創れない影響からミスパスが多発。
このLVの試合では考えられないぐらいミスパスが多かった。
中盤が創れなくてもモリとビジャがいれば独力で何とかしてくれるのですが、それも叶わず。
攻撃はホアキンの突破頼りで、こうなるとホアキンも負荷が懸かって苦しい。
ドリブル突破には冴えを見せたもののフィニッシュが決まりませんでした。
しかし責めれません。
何気に得点を決めてくれるアングロが、この日は外しまくってしまったのも無得点の原因になってしまいました。
これだけ怪我人&怪我上がりの選手が多くいて中位なのですから悪くない成績とも言えますが、バレンシアが目指してるモノはそんなモノじゃないからね。

グダグダなマドリー

一方のマドリー。
バレンシアが低調な内容だったと書きましたが、マドリーも負けず劣らず低調。
色んな要因がありますが、1つはグティの不在。
グティがいないだけで、こんなにもパスが繋がらないとは思ってませんでした。
グティのポジションにはラウルが入ったのですが、同じ働きは出来ず。う〜ん、カバー出来ると思ってたのですがね。
ジズー引退の穴を埋める補強を今季のマドリーはしなかったので、グティかラウルぐらいしかゲームを創れる選手はいません。
カッサーノにもその才はありますが、彼はそれ以上にトラブルメイカーの才があるので難しいでしょう。
2つ目の要因としてサイドアタックの不発がありました。
中央で試合を決めれなくてもサイドで決めれるのがマドリーなのですが、この日はレジェスもロビーニョも不発。
ロビーニョは右サイドに入って凄くやりにくそうでしたね。左ではあんなに格別だったのに。
まぁレジェスは左の方がやりやすいんでしょうな。となると2人の共存は厳しいのでしょうか?
最後の要因として、駒不足。
前半から閉塞した状態で試合が進んでいましたが、そんな状態を打開出来るベンチワークがありませんでした。
っていうか出来ません。攻撃にアクセントを付けれそうなのがベンチメンバーでカッサーノだけですからね。
これでは代えようもありませんよ。

総括

期待していたわりには両チーム共にミスのオンパレードだったし、攻撃にあまりアイディアも感じられませんでした。
ビセンテがようやく復調してきたかな、ってのとラウルの勝負強いゴールぐらいですかね、この試合で良かったのは。
前日バルサの痺れる様な試合を観た後では何とも焦れったいゲームでした。

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2006年11月19日 (日)

マドリー×ラシン 06-07 第11節

マドリー 3 - 1 ラシン
G:セルヒオ・ラモス (5分)、レジェス (58分)、M・ディアッラ (71分)   ガライ(76分)

レアル・マドリード:カシージャス、セルヒオ・ラモス、I・エルゲラ、F・カンナヴァロ(75分、M・サルガド)、ロベルト・カルロス、M・ディアッラ、エメルソン、ラウール、グティ(88分、退場)、レジェス(67分、ロビーニョ)、ファン・ニステルローイ

SUB:ディエゴ・ロペス、R・ブラボ、パボン、メヒア、ニエット

ラシン・サンタンデール:トーニョ、ピニージョス、ルベン、ガライ、ルイス・フェルナンデス、トマス(56分、ビトロ)、コルサ(60分、アガンソ)、スカローニ、オスカル・セラーノ(85分、C・アルバレス)、ムニティス、ジギッチ

SUB:カラタユ、オリオル、モモ、ファンホ


マドリーが微妙な勝ち点3を獲得しました。
スコアだけ見れば文句無しの快勝に見えるのですが、内容はそうとは言えませんでした。
そう、あんまりパッとしない内容だったんですよ。
ジギッチの高さとムニティスの掻き回しだけがラシンの攻撃パターンなのに、何度もゴールを脅かされたのです。
カシージャス君がファインセーブを披露するシーンが何度もありましたが、それだけ目立つ事がそもそも攻め込まれている証拠です。
気持ちは次の大一番であるバレンシア戦に向いていたのか?
メンツは揃ってるし、守備意識も高い筈なのにやられるってのは、メンタル的なものが影響してるんでしょうか?
開始5分であっさり先制出来たのも原因の1つでしょう。
CKをセルヒオラモスが「ど」フリーのヘッドで合わせたゴールでしたが、あまりの簡単さに気が抜けたとも考えられます。
10分後には、オフサイドで取り消されはしましたがラウールのループも華麗に決まりましたしね。
「楽勝でしょ」って雰囲気が選手の足を止めたのかもね。

ピリッとしなかった前半を受けて、ネジを閉め直した後半。マドリーは2つのファインゴールを産みます。
ラウールのボール奪取からディアラ、エメルソンと繋いでレジェスが突き刺した2点目。
ロビーニョ、ディアラ、馬、ラウールと繋いでディアラが詰めた3点目。
共に少ないタッチでパスを回し、ラシン守備陣を完全に崩してのゴラッソでした。
オフサイド気味だったのは御愛嬌( ̄∇ ̄ノ 〜*

さてさて後半に盛り返したかに見えた展開でしたが、その後はグズグズ。
ガライに直接FKを決められるわ、ラフプレーでグティが一発退場しちゃうわ。
後味の悪さがパッとしない内容の印象をより濃くしました。

まぁそれでも勝利してるのが実にカペッロらしい点ではありますが。。。
しっかりロビーニョやカンナバロを休ませたり、サルガドやレジェスのリハビリもしたしね。

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2006年10月15日 (日)

ヘタフェ×マドリー 06-07 第6節

ヘタフェ 1 - 0 レアル・マドリード

G:アレクシス(60分)
 
ヘタフェ:アボンダンシエリ、ダビド・コルテース、ベレンゲル、アレクシス、パレデス、カスケロ、チェレスティーニ、マリオ・コテロ(86分、プリド)、レドンド(77分、リヒト)、マヌ(70分、アルベルト)、パチョン

SUB:ルイスガルシア、コントラ、ナチョ、パウノビッチ

レアル・マドリード:カシージャス、メヒア、エルゲラ、ラウール・ブラボ、ロベルト・カルロス、M・ディアッラ(HT、ラウール)、エメルソン、ベッカム(68分、ロビーニョ)、グティ、ファン・ニステルローイ、カッサーノ(HT、ロナウド(90+1分、退場))

SUB:ディエゴロペス、カンナバロ、パボン、ボルハ


バルサ戦が観れない腹いせにマドリー戦を観戦

なんかセビージャが揉めているせいで、今節の「バルサ×セビージャ」の放送は無し。
これはWOWOWには責任は無く、全世界的に放映無しという状態であります。
つまりカンプノウに行かないと観れません。こういう場合でもYouTubeは期待出来るんでしょうか??
ま、それはさておき、そんな訳でバルサ戦を観れないので代わりにマドリー戦を観ました。
やっぱりマドリーは気になる存在ですからね。
しかも相手はヘタフェ。一応マドリーデルビーです。それに「スペクタクル至上主義」のシュスターが今季どんなチームに仕上げているのかも気になる所やしね。

ここまでの両チーム

ホームのヘタフェは開幕から2連勝を飾ったものの、その後は1分2敗と調子を落としています。
しかもその3試合は全て無得点。昨季は9位に躍進したヘタフェですが、ペルニーア、リキ、ガビランといった主力が抜けた穴が遂に出始めたのかもしれません。
一方のマドリーは、色々叩かれてる割にはここまで3勝2分とそんなに悪くない数字。
リヨンに惨敗を喫っしたり、アトレティコに勝ち切れなかったり、3連勝の相手がそんなに強くない所ばっかりだったり、勝ってもおもしろくなかったり、といった所が叩かれている原因なんですがね。
この試合の注目点は、ロナウド。
CLのキエフ戦で復帰し、徐々に出場時間を増やしているフェノメノ。
そんな彼が2週間のインターバルで遂にコンディションを整えたらしい。
彼の復帰をうけて、カペッロがニステルとロナウドを併用するのか、それともCFは1人だけなのか、これは大きな注目点と言えます。

前半、散々な内容のマドリー

そんな感じでキックオフです。
とりあえずロナウドはベンチスタートで、いつも通りの布陣で来ました。
シシーニョ、サルガド、レジェスが怪我で、セルヒオラモスはサスペンション、カンナバロも怪我の影響でスタメンには名を連ねませんでした。
そんな訳でエルゲラ大先生が今季初招集&いきなり先発!!!!!!!!!
カペッロからもフロントからも干されてる感があったエルゲラなのでここらで意地を見せてほしい所です。
しかーし、マドリーのパフォーマンスはサイテーでした。
エルゲラがどうこうじゃなくて、チーム全体として酷く低調。
まず中盤で完全に負けとるんですよ。
ことごとく潰されるんです。華麗にパスを回すヘタフェとは対照的に繋ぐ事すら出来ていない。
なんで2週間も休みがあったのに、こんなに息があってないの??
以前のマドリーならそれは理解出来る。代表ウィークでリーガは休みでも、殆どの選手が代表に駆り出されとったからね。
しかしこの日のマドリーのスタメンで代表に招集されていたのはカシージャス唯一人なんです。
フィールドプレーヤーには疲れもない筈なのに、何故に動き出しが圧倒的に少ないの???
前述したようにここまで3試合ノーゴールのヘタフェアタッカー陣の決定力不足がなければ前半だけで試合が決まっていてもおかしくなかった。
アボンダンシエリが画面に写る事も殆ど無いまま前半終了。

後半、カペッロ動く。しかし・・・

創造性のかけらも無い前半を見せられては、カペッロといえども(皮肉)動きます。
後半からロナウド、ラウールを投入。
で、カペッロらしくないなと思ったのはディアラを代えた事。
ここまでの公式戦でディアラはフル出場してますからね。
エメルソンとディアラのコンビは絶対不動だったのです。(エメルソンもラレアル戦の残り30分を休んだのみ)
なので、前半ダメダメだったカッサーノは当然としてもディアラの交代は驚きだったのでした。
ピボーテの位置にはグティを下げ、「攻撃的に行くぞ」というメッセージを放ちます。
これでシステムは4-2-3-1から4-4-2へ。
前半カッサーノのせいで孤立気味だったニステルローイの周囲にロナウドとラウルが入った事によって、パスが回り始めます。
今後の展開を期待させる立ち上がり。
しかしそれは幻想でした。というよりは前半が悪過ぎたので良く見えただけだったのかもしれません。
CKから簡単にヘッドで合わされて失点すると、それ以降ペースを握る事はありませんでした。。。。

必然の敗戦

虐殺されたリヨン戦もここまで内容は酷くありませんでした。
ロナウドがロスタイムに暴言で退場した時なんか、もう観てられませんでしたよ、あまりの体たらくぶりに。
課題だらけの敗戦でした。負けて当然です。
問題点は色々あったけど、まず攻撃が中央に寄りすぎ。
サイドアタックが殆ど無かった。
サルガド、シシーニョがいない右サイドに関してはメヒーアの「力不足」という一言で言い訳も出来ますが、ロベカルがいる左も機能していないのでそんな言い訳も成り立たないのです。
つまりラテラルが上がれる様なタメが前線で作れてないんですよね。
じゃぁラテラルが駄目にしても、その前のサイドハーフが頑張ったらサイドアタックは出来るんじゃないのか?
マドリーの場合はそこも出来てないのです。
一応システムは4-2-3-1っぽいのですが、中盤の構成が曖昧なんですよね。
例えば「スーペルデポル」の時の4-2-3-1のサイドハーフは(右ビクトル、左ルケ)純然たるサイドアタッカーとして機能していました。
でもこのチームは違います。右のベッカムも右なのか中盤なのかイマイチはっきりしない。
左にいたってはグティなのかカッサーノなのかもハッキリしない。
CLのキエフ戦ではグティはディアラとエメルソンと組んでスリーセンターの様なカタチで機能していましたが、この日はそういう事も出来ず、後半はミスパスを多発。カペッロはディアラを代えてまでグティを残しましたが、その期待に背きました。
一方のカッサーノは元々CFの近くでの動きを得意としているだけに、どうしても「左サイド」ってガラじゃない。
ラウールがココに入った時がまだマシなカタチにはなるのですが、サイドアタッカーじゃないんですよね。能力が高いが故になんでも出来てしまうが本来は生粋のゴレアドール。中盤の左じゃ勿体無い。
じゃぁマドリーにサイドアタッカーはいないのか。
います。世界最高レベルの2人が。
1人の名はロビーニョ。しかし彼はカペッロのスタイルには合いません。
ディフェンス能力が低い選手、個人技に優れている選手をカペッロは好みません。それが今の所ロビーニョが途中出場で使われる理由です。
途中出場でアクセントを付ける分には、このてのタイプは有効と考えている様です。
もう1人の名はレジェス。
高い攻撃能力を持ち、サイドアタッカーとしても機能し、更にはロンドンで守備力も身に付けたレジェスはカペッロ的にも合格点を出せるクラックなのでしょう。
しかし前述した様にこの日は怪我で未招集。もし怪我をしていなくても使われるとしたら「右サイド」。ベッカムが微妙だからです。
そんな訳でサイドアタックは不発だったのです。
そういえば何故か試合終盤にはエメルソンがCBに下がり、エルゲラが左SHの位置に。
「ヘディングの強さを活かして前線へ」、というのはありがちなパターンですが、そうではなく左SHに。Why?
それでロビーニョが真ん中に入ってたんですが、無論機能する筈も無く。
カペッロの指示だったとしたらとんだ迷走だし、選手の判断だったとしてもヤバイです。

今後ですが、この日の後半の様にニステルとロナウドを併用するならば、中盤の人数は4枚。
ディアラとエメルソンは外さないだろうから、攻撃的な中盤は2人。
現状から考えるとレジェスとラウルになりそうですが、そうなるとパスの出し手がいません。
グティを入れて解消された問題が、また元に戻る訳ですわ。
ユーベでも4-4-2だったので、ニステルとロナウドを併用する可能性は充分考えられるんですよ。
でもそうなると、多分死にます。レジェスを使うとサイドアタックは出来るが、パスが出て来ない。グティを使うとパスは出るがサイドアタックは出来ない。かといってラウルは外せない。
こう考えるとネドベドって選手の偉大さが改めて実感出来ますよね。

おもしろくなくても結果は残すのがカペッロのスタイルですが、この日のマドリーの姿は近年の暗黒期のマドリーの姿そのものでした。
こういう状態が続くとカペッロの早期退陣の可能性は大ですな。

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