バルサ×プラハ 99-00 CL 2次グループリーグA 第2節
バルサ 5-0 スパルタ プラハ
G:クライフェルト2(44分、63分)、ルイス エンリケ2(45+1分、76分)、グアルディオラ(60分、直接FK)
バルサ:25アルナウ、2ライジハー(26チャビ)、3デウー、22フランク デ ブール、23ゼンデン、4グアルディオラ(C)、8コクー、21ルイス エンリケ(6ロナルド デ ブール)、7フィーゴ(20シモン)、11リバウド、9クライフェルト
監督:ファン ハール
プラハ:1ボシュトゥルカ、27フカル、8ノヴォトニー、2ガブリエル、12ソボダ、14シオンコ、5ホルナク(C)、4ハシェック、23バラネク、25ロシツキー、9ロクヴェンツ
監督:イワン ハシェック
試合展開って、1つのプレーがキッカケでこうも変わるものなんだ、と改めて痛感した試合でした。
この日のバルサは、ハッキリ言って良くありませんでした。
ミスもファウルも多く、パスが回るリズムも悪く、連動性も無かった。
何故こんな試合をバルサTVで??って思うほどに。
でもそれはハシェックが退場するまでの話。
相手が10人になると、もうやりたい放題でした。
やっぱりフットボールは恐いですね。
ハシェックの後方からのタックルが必要だったか?っていうと、そういう場面でも無かったですからね。
いや〜、プラハにとっては勿体無い試合でした。
バルサの出来が悪かったので、勝ち点持って帰りたかったやろうけど、終わってみれば惨敗ですからね。
それではバルサのゴールラッシュを振り返ってみましょう。
まずは前半終了間際のクライフェルトの先制点。
これはトラップが全てでしたね。
1つ目のトラップで的確に前を向き、尚かつDFとGKの届かない丁度の位置に持って行きましたから。
流石はクライフェルトです、こういうプレーは巧い。
この日からスキンヘッドにしたらしいねんけど、頭を触るパフォーマンスも微笑ましい。
2点目は、その直後でした。
エンリケ兄貴のポジショニングの妙ですな。
勿論パスを通したコクーも褒めなければいけないのですが、ゴール前でちゃっかりとフリーになっている兄貴が素晴らしい。
という前半終了間際の2点で、モヤモヤを吹き飛ばして後半へ。
そんな後半も、主将が直接FKをねじこんで口火を切ると、デブール兄のロングフィードをクライフェルトがまたまた絶妙なトラップを披露して加点。
仕上げはライジハーのテクニカルな突破からエンリケ兄さんが、これまた絶妙なポジション取りでごっつぁんゴールを決めて終了であります。
ライジハーの右足で浮かせて頭で切り返して、という見事な突破だけでも永久保存ものですね。
中々ライジハーからは、こういうプレーを拝めないですからね。
ゴレアーダの中においてリバウド大先生にだけは得点がありませんでしたが、勿論得点以外の仕事はキッチリとこなしていましたよ。
プラハでは、やっぱりロシツキーが気になる存在。
現在の彼を知ってるから、ってのもあるけどやっぱりこの頃から巧いよね。
飛び出しとかではシオンコが目立ってましたけど、既に攻撃をオーガナイズしてるのはロシツキー君19歳なんだな、という印象。
FKも蹴ってたしね。
ロクベンツの高さが全然活きてなかったのが残念でしたがね。
途中からはチェルシーやセルティックにも在籍したヤロシクも出てきたし、やっぱり2次GLに勝ち上がっている事だけはあるチーム、って事ですよ。
5-0というスコアだけ見れば、最近の不甲斐ないプラハがオーバーラップしますが、名門やからね。
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