アルゼンチン×フランス 2022 カタールW杯 決勝
アルゼンチン 3-3(PK4-2) フランス
【得点】
A:メッシ2(23分PK、108分)、ディマリア(36分)
F:エンバペ3(80分PK、81分、118分PK)
PK戦:ムバッペ◯、メッシ◯;コマン×、ディバラ◯;チュアメニ×、パレデス◯;コロ・ムアニ◯、モンティエル◯
【メンバー】
アルゼンチン(4-3-3):E・マルティネス、モリナ(91分、モンティエル)、ロメロ、オタメンディ、タグリアフィコ(120+1分、ディバラ)、E・フェルナンデス、デ・パウル(102分、パレデス)、A・マカリステル(116分、ペッセッラ)、フリアン・アルバレス(102分、ラウタロ)、メッシ(C)、ディ・マリア(64分、アクーニャ)
SUB:アルマーニ、ルジ、フォイス、リサンドロ・マルティネス、エセキエル・パラシオス、アルマダ、パプ・ゴメス、ギド・ロドリゲス、コレア
フランス(4-2-3-1):ロリス(C)、クンデ(120+1分、ディサシ)、ヴァラン(113分、コナテ)、ウパメカノ、テオ・エルナンデス(71分、カマヴィンガ)、チュアメニ、ラビオ(96分、フォファナ)、デンベレ(41分、テュラム)、グリーズマン(71分、コマン)、ムバッペ、ジルー(41分、コロ・ムアニ)
SUB:マンダンダ、アレオラ、パバール、サリバ、ゲンドゥージ、ヴェレトゥ
【感想】
・ようやくマラドーナ論争に終止符
・エンバペとんでもない
・デシャン大胆采配
って試合でした。
遂に決勝戦です。
前回大会覇者、今回も優勝の大本命フランスが勝つか。
それとも歴史上No.1プレーヤーであるメッシがタイトルを獲れるか。
そんな一戦。
実力ならフランスですが、果たして・・・。
スタメンは大体順当な顔ぶれ。
フランスは「体調不良者続出」みたいな報道ありましたが、今大会ではレギュラーとしてプレーしてる11人が出てきました。
試合はファイナルの緊張感もあってか、互いに大胆さに欠ける展開で進みます。
簡単に言うと眠たいゲーム(笑)
そんな中でアルヘンが2点リードで前半折り返したのは意外でした。
もうねメッシ応援ってだけで観戦してるので嬉しい嬉しい結果ですよ。
ただ2点もリードできるとは思ってなかったから。
ディマリアが良い働きしてたね。
1G1PK獲得。
(デンベレ倒してくれて、ありがとうw)
2点目のピッチに叩きつけるシュートも芸術品でした。
2点目は美しい流れやったね。
メッシのポストプレーもそうやし、フリアンのスルーパスもそうやし。
マカリステルも逆サイドのディマリア良く見えてたわ。
先制点のメッシのPKは心臓止まるかと思った。
なんだかんだで失敗する事も多いメッシ。
この大舞台でミスったら、また世界中から叩かれるやんって思ったら、もうね・・・。
だからPK戦のキックも冷静には観られなかった。
眠かったけど、この瞬間はバッチリ目が覚めた。
どっちもGKのタイミングをズラせた緩いキックでね。
クロアチア戦で見せたのとは、また別の。
だから余計にヒヤヒヤしたよ。
2点をリードされたデシャンの動きは早かった。
ハーフタイムを待たずに前線2枚替え。
コロムアニとテュラムを両WGに投入して、エンバペをCFへ。
(全然どうでも良いけど、テュラムがプレーした場面のすぐ後にスタンドのリリアン親父を写すスイッチングやめぇww)
更に後半ラスト20分でも2枚替え。
攻撃のキーマンであるグリーズマンと左サイドアタックでは抜きん出たチカラを持つテオを下げてきました。
コマンはエストレーモに入り、コロムアニがエンバペと2トップを形成。
カマヴィンガは、そのまま左SBに。
SBも出来るのね、カマヴィンガ。
このあたり、結構大胆な采配やな~と思った。
勝負師やね、ディディエ。
1発勝負のファイナルで2点差負けやから思いきれたんやろうけど、なかなか素晴らしい決断力。
それが功を奏してか、エンバペの1分間で連続ゴールに繋がります。
PK献上については、もう私がずっと懸念してるオタメンディですよ。
やっぱ、いらん事やらかしたやん・・・って感じ。
スピードでコロムアニに完全に負けてたからなぁ。
最初はオタメンディの方が、むしろボールに近かったのに。
リサンドロ先発の方が絶対良かったって~。
2点目はエンバペただただ化け物やな、と。
あんなんは決められてしゃーない。
流石はハーランドと共に現在の世界No.1プレーヤーだわな、という感じ。
PKもね、3本蹴ったのよ、PK戦も含めて。
そのどれもがとんでもないプレッシャーやったにも関わらず、全部あっさり決めてきたからね。
エミリアーノだって、オランダ戦、そして今回とPK戦勝利に貢献してるビッグセーバーなので決して簡単ではなかった筈やねんけど。
このあたりが凄い所なんやろうなぁ。
決勝の舞台でハットトリックだもんな。
3点以外にも規格外なシーン3つぐらいあったので、やっぱとんでもない選手だわ。
エミリアーノの話が出たので、ついでに言っとくと延長後半のパラドン。
あれは正にチームを救った。
コロムアニが世界的ヒーローになるのを阻止した。
いや~、あれは絶対決められたと思ったからホンマにパラドン中のパラドンでしたよ。
決められなかった、という意味ではラウタロよ。
3本ぐらい決めるチャンスあったで・・・
君は世界的ヒーローになっても良い選手やねんから、キッチリ決めてよ・・・
まぁメッシの3点目に繋がったチャンスは、結果的には(メッシに決めさせてくれて)ありがとう、って感じはあったけどw
もうメッシの決勝ゴールで、めでたしめでたしで良かったやんという感じやったけどなぁ。
ペッセッラよ、シュートブロックは頭から行けよ!
何を腕振ってハンド取られとんねん・・・。
まぁ何はともあれメッシが優勝できて良かったわ。
常にリードする展開で追いつかれてのPK戦やったから、流れ的に悪いかなぁとは思ってね。
エミリアーノ良くやってくれたよ。
これで長らく不毛な議論だった「メッシとマラドーナどちらが上か」論争にも終止符でしょ。
もともと(どう考えても)メッシの方が上回ってるねんけど、ディエゴ派は常に「W杯を獲ってない」って言うてきたからね。
ナショナルチームへの貢献度に対して文句を言うてきたわけで。
そんな話ももう終わりですよ。
もうマラドーナに負けてる所なんて、何も無い。
最高のフィナーレや!!
メッシが表紙であろう、総集編の本を買うのが楽しみや。
最近のコメント