2007年8月13日 (月)

Jリーグ・オールスターサッカー2007

J-WEST 3 - 2 J-EAST

G:中山雅史(39分)、佐藤寿人(78分) 大久保嘉人(89分)    OG=中山雅史(19分)、我那覇和樹(28分)

J-WEST:1川口能活(68分、12北野貴之)、4市川大祐(HT、3加地亮)、2青山直晃、5三木隆司(61分、15増嶋竜也)、14坂本將貴、6藤田俊哉、7遠藤保仁(HT、13佐藤寿人)、10藤本淳吾(C)、8家長昭博、16大久保嘉人、9中山雅史(66分、11矢野貴章)監督:長谷川健太 コーチ:西野朗

J-EAST:1川島永嗣(HT、12菅野孝憲)、2内田篤人、4中澤佑二、3水本裕貴、6阿部勇樹、5田中マルクス闘莉王(HT、15福西崇史)、14中村憲剛(HT、8水野晃樹)、10小野伸二、7フランサ(HT、16小林大悟)、9我那覇和樹(HT、13巻誠一郎)、11三浦知良(C)  監督:関塚隆 コーチ:高木琢也


久しぶりにオールスターを観ました。
勿論お目当てはKING・KAZUであります。
カズが出てなかったから最近のオールスターを観てなかった訳やからね。
すっかり海外リーグ厨になってしまってJリーグ自体もハイライトぐらいでしか観てなかったので、最近の若手をチェックする良い機会にもなりましたよ。

EASTの前半は凄く美しいフットボルをしていましたね。
フランサと伸二でボールをタメれるので、ワンタッチ、ツータッチで綺麗にボールが良く回っていました。
内田、阿部の両SBも良く上がれていたし、トップの我那覇とカズもシンプルなプレーに徹していたので攻撃に厚みが出ていました。
その象徴とも言えるゴールが2点目の我那覇のゴールだったと思います。

やはりこういうお祭り試合での伸二の存在感は抜群ですなぁ〜。
EASTがパスサッカーでの崩しを狙うのならば、とばかりにWESTの狙いはサイドアタックでした。
市川のミドル連発も目立ったけど、それ以上に3得点全てがサイドからのセンタリングによるもの、という結果が物語っていますよね。
2アシストの坂本隊長にこそ賞をあげるべきだと思いましたが、こういう試合では中山隊長の方が目立ってしまいますからね。
なにせ2ゴールですからね。
今回のオールスター、試合前の主役はカズとゴンでした。
その話題の2人が絡み合っての先制ゴール。
そう前半19分、伸二のCKがカズの頭をかすめて中山の頭へ。
そしてゴンは見事なヘッドを自陣のゴールへ突き刺しました。
スポーツは「筋書きのないドラマ」だとか「事実は小説よりも奇なり」なんて格言は使い古されてますが、この場面が正にそれ!!!!
話題の2人がこんな形でのゴールの競演を果たすなんて・・・。
正直これだけでお腹一杯。オールスターおもろいやん!って思いましたよ。

さてさて肝心のお目当てのカズのプレーですが、この日は最大にして最小の目標だったゴールは果たせませんでした。
フィニッシュ以外に関してのプレーは「流石!」とおもわせるものが多かったです。
若手がカズに何とか点を取らそうと懸命にお膳立てをしていましたが、それと同じぐらいカズも周囲を活かすプレーを心掛けていました。
だからこそ跨ぎフェイントも出なかったのかも知れません。
しかし全盛期のカズなら2点は確実に取れてるチャンスがあったよなぁ〜、と感慨深く思ってみたり・・・。

他の選手のプレーに関して少々語ると、家長と水野は噂通りの私が好きな感じなドリブラーの臭いがしました。
球宴だからかもしれませんが、積極的に仕掛ける姿にも共感を得ました。
俊哉は中盤の底で地味な仕事を徹底的に、しかし完璧にこなしていましたね。
トップ下でゲームメイカーだった頃の藤田しか知らなかったので、この成長ぶりにはビックリしました。
これなら選手寿命が伸びてる事実にも頷けました。
ヤットはアジア杯の疲れからか、あんまり目立てませんでしたね。
最多得票の藤本もどんなものかと思っていたのですが、フランサや伸二がこの日披露したゲームメイキングっぷりから考えると「まだまだこれから」って印象ですね。
ヨッ君はおいしい所だけ最後にもっていってMVPを獲得。
やはりスターですなぁ。
こういう選手は代表に絶対必要やと思いますよ。まぁ2002年以降代表の試合をまともに1試合も観てないので偉そうな事は言えませんが・・・。
最後にトゥーリオについて。
上がり過ぎやで。最終ラインに入ってプレーした時間の方が短いのでは?
まぁそれはそれで良いんですが、中沢も基本的に上がるから水本と阿部が必死でカバーしてましたよね。
そりゃサイドからの崩しで3点も取られても仕方無いわ。
でもWESTの青山と三木みたいにガチで守られても・・・、って意見もあるでしょうね。
まぁこれ以上は「球宴とは?」に話が飛躍しちゃうんで、本日はこの辺で。

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2006年11月18日 (土)

ヴィッセル神戸×横浜FC J2 第49節

ヴィッセル神戸 1 - 2 横浜FC
G:三浦淳宏(55分)  城彰二(35分)、アレモン(70分)

ヴィッセル神戸:荻晃太、有村光史、柳川雅樹、北本久仁衛、坪内秀介、丹羽竜平、田中英雄(80分、ガブリエル)、栗原圭介(67分、平瀬智行)、朴康造、三浦淳宏、近藤祐介

SUB:徳重健太、小林久晃、北野翔

横浜FC:菅野孝憲、小野智吉、早川知伸、小村徳男、中島崇典(88分、北村知隆)、山口素弘、鄭容臺、内田智也、滝澤邦彦(82分、崔成勇)、城彰二、三浦知良(64分、アレモン)

SUB:小山健二、アウグスト


2年ぶりの生観戦

日頃からフットボールフリークを公言しておきながら、生観戦は全然してなかった私。
なんでLIVEで観てないのかと言うと、ここ数年すっかり海外厨になってしまい全然Jリーグに興味持てなくなってしまったからです。
KAZU信者である私は、KAZUの京都時代はよく西京極に足を運んでいました。
KAZU観たさ、ってのと家から京都まで近かった、ってのがあったから。
でもKAZUが神戸に行き、横浜に行き、シドニーに行き、ってなってからはパタリと観戦しなくなってしまいました。
距離が遠い(横浜なんて不可能だろ?)ってのもあるし、KAZUが常時フルタイム起用されなくなったってのもあるし、社会人になり忙しくなったってのもある。
でもそれ以上に海外フットボールにすっかり感化されてしまい試合がつまらなくなった、ってのが大きい。
だって私セレッソサポって自分で言ってるくせに、全然長居行ってないもん。メッチャ近いのに。
しかもTVでも全く観てない。
そう、ここまでJリーグもとい日本サッカーを見捨ててしまった男なのです、私は。

でもね、この試合は行かなアカンやろ、と。
J1自動昇格圏内入りを賭けた直接対決ですからね。
こういう生きるか死ぬかの試合だったらJ2でも絶対におもしろいはず。
そう思ったので行きました。
勿論目当ては99%KING KAZUのみです。
そのKINGが大事な試合で戦う姿を観たい、ってのが純粋な欲求であって、横浜とか神戸とかは二の次三の次なのです。
だから、とりあえずKAZU先発で良かった〜。
だって前節は1分も使われませんでしたからね。それまでは5試合連続スタメンだったのに。
今季のKAZUは開幕からずっと先発起用されていたのに、夏場でローテーションされる様になってから出場タイミングが読めなくなってしまいました。
更にアレモンが結果を残し続けている事がKAZUの立場を微妙にした。
そんな訳でスタメン発表されるまでは不安でしょうがなかった訳ですよ。
もし神戸くんだりまでワザワザ行ったのに1分も使われなかったら・・・。
その時はタクヤをどうしてやろうかと思っていましたよ。

まずは楽天にクレーム

試合内容をじっくり書きたい所ですが、まずはウイングまでのアクセスについて一言。
前述した様に超久々の生観戦だった訳ですよ。なにせカンプノウでクラシコを観戦して以来の約2年ぶりですわ。
勿論「神戸ウイングスタジアム」にも行った事がありません。
で、どうやって行くのか、と思いネットで調べた訳ですよ前日に。
初めて見るヴィッセル神戸のオフィシャルサイト。
さすが楽天です。他のJクラブのサイトと違い非常に見易いし、デザインもマシだし、商売気もプンプンします。IT企業がバックにいると違いますなぁ。
ウイングまでのアクセスもキッチリ書いてありました。

・神戸市営地下鉄海岸線 「御崎公園駅」から徒歩約5分
・JR神戸線 「兵庫駅」から徒歩約20分
・JR和田岬線 「和田岬駅」から徒歩約5分

という風にね。
で私はこの中から自宅からJR1本で行ける一番下のコースを選択しました。
同じJRでも真ん中の「徒歩約20分」はありえないしね。
でもこれが大変な失敗でした。リサーチ不足でした。
なんと「JR和田岬線」運行してなかった。
兵庫駅で和田岬線に乗り換えようとしたら、改札に古く色褪せた張り紙と「立ち入り禁止」の札がブラ下がってました。。。。
張り紙には「ウイングへの交通は・・・」ってな具合で上記の1番目と2番目の方法が記載されてあり、「和田岬線は午後は1本しか運行しません」的な事が書かれてありました。
これは衝撃。
基本的に朝と夕方だけしか稼働していない線らしい。
衝撃を喰らって倒れてる場合でもなく、渋々神戸駅まで戻り地下鉄に乗り換え御崎公園駅まで行きました。
試合前のウォーミングアップとかも観たかったのに、雨も降っていたせいで着いたのは試合開始5分前。
もうホンマにギリやで。
っつうか楽天よ。こんな殆ど利用出来ないケースをアクセスの1つに数えるなよ。公式サイトに一筆加えておいて下さい。

ウイングの感想

初めて来たウイングですが、やっぱ専用スタジアムはエエね。
スタンドとピッチの距離が近い、ってのは満足度の絶対条件やからね。
スタジアムに入ってからピッチが見えるまでのアクセスも良く、近代的な感じ。
当方赤子連れで行ったのですが、ベビーカーもちゃんと預かってくれたし、案内もわかりやすかった。
バックスタンドの多分2階か3階ぐらいで観たんですけども傾斜が良くってピッチ全体が見渡せた上に近く感じました。
雨も降ってましたが、全天候型のスタジアムなので天井を閉めてくれてて全く影響無し。
昔長居で凍えながら観た日々が嘘の様です。
このスタジアムは合格ですね。ユニバや長居より全然GOOD。
長居が勝ってるのは外観ぐらいでしょ?ウイングの外観はダサイ。屋根もトタンみたいな感じやし。
それに比べて長居は圧倒的な存在感がありますからね。

低調な内容

さていよいよ試合内容の感想に入りたいと思います。
前述した様にここまでJ2を1試合も観てません。
つまり今季の神戸や横浜がどんなスタイルなのか全く知らないのです。
情報はハイライトや記事のみですからね。
だから少し不安でした。
凄く寒い内容だったら、どうしよう・・・・と。
そして悲しいかな、そんな不安は的中してしまいました。
まず両チーム共に全くボールが落ち着かない。
パス交換すら出来ないのか?と。
パスが繋がらない原因は色々あると感じました。

1.プレッシャーがキツい訳でも無いのにトラップすらまともに出来ない。
2.ボールを持っていない選手の動きの量が総じて少ない
3.パスの精度が悪い

偉そうに書いてますが、こういうのがずっと続いた訳です。

横浜トラップミス→神戸ボール奪取→しかしパスコース無し→苦し紛れのロビング→横浜クリア→神戸拾う→逆サイドのフリーの選手にパス→しかしボールは大きくズレる

こんなパターンが両チームで延々続きました。
想像以上に低いレベルでした。
ハッキリ言って両チームの戦術は知らない。
ポゼッションサッカーを目指してないなら別に細かくパスを繋ぐ必要なんて無い。
でも両チーム共に上位チームじゃないですか。柏を含めた3チームはダントツに飛び抜けてる訳じゃないですか。
なのにこんなレベルじゃリーグ自体の質も問われますよ。
シュートが殆ど宇宙開発だったのにも悲しくなりました。
パスもシュートもダメなら個人技は?と思ったのですが、コレもイマイチ。
群を抜いてるのはアツのキック精度ぐらい。
後は特にインパクトのある選手はいなかった。
でもドリブル1つにしても周りも絡んでのドリブルだと思うんですよ。
例えばロナウジーニョ。
よくドリブルで仕掛けますよね。でもガウショのドリブルはガウショだけのものではないのです。
ガウショが、相手DFに対して「仕掛けるぞ」って姿勢を取った時には既に、大外をジオが爆発的なスピードで駆け上がり、中ではエトーがCBの注意を引き、中盤からはデコがスペースを作る動きをしてくれる。
DFにとっても注意を分散しなければいけない点が多くなるのでガウショだけに集中出来ない。
そんな状態でスーパーなフェイントをかけられるのでアッサリと抜かれてしまうのです。
勿論ガウショのドリブルが下手と言ってる訳じゃありません。
で、この日の両チーム。誰かが突破をしようと試みても全然フォローが無かったのよね。
ドリブル突破を助けるどころか、バックパスを受けれる位置にすらこない。
自然と複数人数に囲まれてボールを奪われるアタッカー。
こんな連動性の無さでは得点の臭いがしないのも当然です。

なので横浜が2点も取った事には正直驚いています。
決定機と呼べるチャンスが殆ど無かったものですから。
どちらのゴールも起点は右サイドからでした。
1点目は右サイドからのセンタリングを城が頭で合わせてゴール。
2点目も右サイドからのセンタリングをアレモンがヘディング。1度はGKに防がれるもリバウンドを押し込みました。
こうして書いてみると同じパターンでやられてる神戸の方が心配になりました。確かに神戸の左サイドは不安定やった。ルーズボールの処理にすらもたついてたからね。
神戸もアツ以外からはゴールの予感がしなかった。
そうアツのセットプレーは必見の価値やはりアリでしたね。
全体的にキック精度が低いので余計にアツのボールの質の良さが際立っていました。
見事に直接FKを決めてくれた訳ですが、まぁあれだけでも入場料分の価値はありますよね。
ピッチ上の22人の中で数少ない本物でしたね。
本物と言えば、やはり城も本物。
昔とったなんとやら、でプレーしている印象も強いが、やはり巧い。
ボールの収まり方や、トラップの方向、ルックアップの仕方やドリブルのコース取り等の細かい部分、所謂ハイライトシーンなんかじゃ流れない部分なんですけど、そういう所が他の選手とは違いますよね。
センターサークルからのシュートが入りかけたりするシーンもありましたが、そういう視野の広さと抜け目の無さも特別なものです。
元々2部リーグのカテゴリーに収まる選手じゃないですからね。
やっぱり関係者はこういう城の姿を観てると歯痒いもんなんでしょうかね。もっと出来るポテンシャルがあるのに発揮してくれない歯痒さ。

この日のKAZU

さてそろそろKAZUについて振り返ってみます。
信者の私から観ると、やはり何もかもが別格です。
入場の時、いつも通り一番最後に出て来るだけでカッコイイ!!
チームメイトを鼓舞する姿を見てるだけでカッコイイ!!!
ドリブルに入る姿勢がカッコイイ!!!!
交代で下がって足をケアしてる姿すらカッコイイ!!!!!
で、ケア中なのにアレモンのゴールが決まると飛び出す姿もカッコイイ!!!!!!
試合後の挨拶で勝利に喜びチームメイトとじゃれてる姿すらカッコイイ!!!!!!!
しっかり神戸イレブンと握手をしたり神戸サポに挨拶してるのもカッコイイ!!!!!!
いや〜、スタメンで良かったよ、改めて。
残念ながらゴールも無かったし、いつも通り途中交代だったけど、まぁ全然満足ですよ。
動き出しの少ない両チームの中にあってKAZUは常に動く意識を持っていたし、やっぱりトラップやパスは抜群に巧い。
抜け目無くボールを奪ったりするのも巧かったよね。
まだまだ健在ぶりを観れたので満足ですよ。

審判とサポにも一言

何度も書いている様にJ2初めて観るので、今日の審判が「標準的なJ2の審判」なのか「ダメ審判」なのか不明ですが、この日の審判はあまりよろしくありませんでした。
誤解してほしくないのが、私の基準ではあまり良くなかったって事。多分観る人によって異なると思います。
一番気になったのが、FKやスローインの位置。
例えばヨーロッパでは自陣深くのFKやスローインの位置なんてホントにアバウトなんですよ。
全然違う位置からでも平気でリスタートします。
でも相手チームも審判も全く咎めないんですよ。それは重要な事じゃ無いってのを全員が理解してるから、サポも含めてね。
そのかわりゴール前の絶好の位置でのFKなんかの場合はしつこいぐらい位置を修正させますけどね。
大体センターサークル付近まではアバウトです。
で、この日の審判。
主審も副審もとっても律儀にキッチリと正確な位置でリスタートさせていました。
少しでもズレていたらやり直し。
これには辟易しました。
いや、正しいのは審判ですよ。当然正確な位置でやるべきなんです。ルールブックにもそう書いてるでしょう。
でもね、なんでヨーロッパでアバウトになってるか?ってのを考えた事も無いような感じです。
リズムやテンポを大事にしたいからアバウトなんですよ。
正確な位置でやる為にやり直しなんてしてたらリズム産まれないじゃないですか。
ただでさえリズム感の無い試合が余計にテンポ悪くなったのは、コレ審判にも責任ありますよ。
サポにも責任あると思います。
神戸サポは試合前から試合後まで延々歌い続けてました。
これを否定する訳じゃありませんが、試合のリズムがあまり出ないよね。
例えばキックオフの瞬間。
スタジアム全体で「さぁ、キックオフだ!!」ってムードになるのかなと思いきや全然そうはなりませんでした。
キックオフを告げるホイッスルに関係無く歌い続けとる訳やから、スタンドと選手との一体感が無いのよね。
決定機やピンチに自然発生的に歓声や悲鳴は出るものの、それ以上に歌声が大きくて試合の雰囲気が伝わってこない。
よく海外に行った選手が「さりげないプレーにも拍手が出るので嬉しい」みたいな談話を残しますが、この日のウイングにそんな瞬間は全くありませんでした。
別に海外の通りにやれ!とか真似をしろ!!とか言うつもりも無く、むしろそういうのは嫌いです。
日本は日本のやり方で応援とかした方が良いと思います。ただ現状のやり方は微妙だな、と思っただけであります。

両チームへのフォロー

ここまで選手、審判、サポ含めて全てに対して文句ばっかり書いてますが、少しフォローもしたいと思います。
まず私がこの試合しか観てない点。
年間通してファンタジックな試合ばかりしてるチームでも、年に何回かはどうしようもない凡戦があります。
そういっつも横浜も神戸もサイコーのフットボールを展開してるのに、この試合だけが最悪だったのかもしれません。
次にシーズン終盤という点。
「世界一過酷」と言われるJ2。その中で現在は残り4節の状況。疲労が溜まってない訳がないのです。
ヨーロッパの強豪チームでもシーズン終盤は、ホントに観るのも辛いぐらい疲弊してるチームがあります。
「シーズン中盤に魅せたアノ輝きは何処へ??」みたいなチームもシーズンの終わり頃には一杯出てきます。
神戸も横浜もコンディションがピークの時は素晴らしいパスの展開や鋭いミドルシュートを連発していたかも知れないのです。
だから私の批判はこの試合に限ったものだけかも知れないのです。
最後に重要な試合だった点。
「タイトルマッチがむしろつまらない」ってのは、どんなスポーツにもよくある話。
この日の神戸×横浜は重要な試合だった為に低調な内容になってしまった、と言えなくもありません。

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2005年12月17日 (土)

シドニーvsアルアハリ

感動した。
ここまで感動する試合になるとは思わなかった。
ある意味、今シーズンのベストゲームかもしれない。それぐらい集中度高く観戦し、一喜一憂した。

まずアルアハリが異常に強かった。いや逆説的に言うとシドニーが弱かったとも言えるが。
とにかく前半開始から常にシドニーを圧倒。
サイドもどんどん突破するし、ゴール前でもダイレクトでパスはポンポン回るし、フリーの選手がどんどん後ろから上がってくるし。
更にシドニーボールになった時のチェックも速すぎ。
もうすぐに2、3人で囲む、そして取る。
特にヨークには徹底したチェックをかけ、自由にさせませんでした。
そりゃ誰でも考える抑えどころですからね。
とてもアフリカのチームとは思えない程に洗練された組織を披露し、且つその中に内包されるダイナミックさ。
シドニーが失点するのは時間の問題、いや一気に大量失点を喰らいワンサイドゲームになる、そう思いました。

私も含めて注目はどうしても「KAZUゴール」、ですがKAZUがどうこうって言うよりは前線に全くボールがいかない。
これではKAZUだろうがラウルだろうがアドリアーノだろうが苦しい。
そんな展開がひたすらに開始から30分近く続きました。
崩れそうになりながらもなんとかこらえるシドニー。
これはもう守り方が良かったとか、アルアハリの精度が低かったとか、そんな問題じゃなくて、ただただ入らなかったと言った方が語弊が無いと思います。

で、フットボールの試合ってのは、どんな最強チームでも90分間ず〜と押しっぱなしの展開なんてありえなくて、絶対にどんな弱小チームにも流れはきます。
その少ない流れの中で先制出来たのがシドニー。
結果だけ見るとヨークのワールドクラスのヘッドがセットプレーから炸裂しただけの様にも見えますが、これはシドニーFC全員が頑張って流れを引き寄せた産物ともいえます。

シドニーは本当に頑張るチームですよね。
はっきり言って自分達の中でも戦いながらアルアハリとの埋める事の出来ないレベルの差は感じていたと思いますよ。あれだけ圧倒されたらね。
でもね、それでも頑張るのがシドニーの素晴らしさ。
観てるこっちが、「もう観てられない!」と思うぐらい決定的ピンチの連続なのに精神的にピンチに陥る事は全くありませんでした。
これはもうKAZUサポの私が言うと妄想としか思えないですが、KAZUの影響が確実にあるんじゃないかと、そう思いますよ。
常に下を向く事なく戦って来たKAZU、その姿勢がそのままシドニーの戦う姿勢に表れたんじゃないかと。

実際4、5点取られててもおかしくない試合でした。
結果的には唯一の失点だったロスタイムの失点。スルーパスを簡単にウラへ通されGKをかわされて入れられたものでしたが、そんなシーン、またはそうなりかねないシーンは数え切れない程にありましたからね。
よく1点で済んだもんですよ。
1点で済んでいたからこそ、カーニーの決勝ゴールでなんとか勝てた訳ですがね。
しかしこのカーニーって選手わからんね。
左利きで右サイド、ってのは珍しくもなんともないですが、ここまで右足が使えない選手がやってるのは珍しくないか?
左利きが故にボールを取られてしまうシーンが多数だったし、クロスの精度は期待出来ないし、DFも左を完全に抑えにくるし、もう完全にブレーキやん!って途中までは思ってました。
でもそんなカーニーが決勝ゴールですよ、得意の左足で。
う〜ん、やっぱリティの方が見る目あるんかな。でももうちょっとポジションチェンジ試合中にした方が生きるとは思うよ。

さてさてそんな訳で勝利したシドニーは「5位」いや「勝利」という称号を手にオーストラリアに帰れます。
前述した様にこの日のKAZUの見せ場はチームの影響もあって前の試合に比べると非常に少ないものでした。
しかしKAZU自身のコンディションは間違いなく良かったし、実際に動きもキレていた。
ドリブルも冴えていた。
「交代取り消し」で話題も振りまいてくれたしね。まぁこれはリティと日本の観客だったからこそなってしまった現象ですが。
ヨーロッパでは試合終了直前に、その日大活躍した選手やなにか記念試合的な選手を敢えて交代さす習慣ってありますよね。
ここで大きな拍手を貰ってその選手を讃える、っていう。
で、この試合に於いてはシドニーFCラストマッチのKAZUが明らかにその対象にあたる訳で恐らくリティもその意図で残り2分の状態で交代を告げました。
しかし国立の観衆は大ブーイングでこれに応えます。
思えば前の試合よりも大きな声援を送っていた国立の観衆。
まぁ聖地国立ですからね、トヨタスタジアムとは訳が違います。ず〜と「KAZUゴール」コールが流れてたし。
で、このブーイングに慌てたリティは急遽交代を取り消し。
まぁリティにとっては驚きだったでしょうが、日本のファンはそういう人種なんです。

そんな感じでKAZUのラストマッチは終了しました。
試合後はチームメイトに肩車されたりと非常に良いムードで終了。
日テレの放送は最悪だったけど、そんなものをも吹き飛ばす試合でした。
しかし完全に劣勢だったシドニーが勝った。その要員の1つはやはりKAZUの存在があったと思いますよ。
本来10%ぐらいしか勝ち目が無いチカラの差があったと思いますが、それをもってこれたのは国立をシドニーの「ホーム」に変えたKAZUの存在が大きいでしょ。
これKAZUがいなかったら、単なる5位決定戦で普通にアルアハリがあっさり勝ってたと思いますよ。
試合前から言われてた事ですけれども、そこに目をつけたリティの勝ちとも言えますしね。

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2005年12月13日 (火)

シドニーvsサプリサ

こんな試合は「地球一」(笑)を決める試合でも無いし(大会でも無い)、どうでもいい試合です。レベルも高くないやろうし。

でもね、そんな事はどうでも良い。とりあえずKAZUを見たい。動機はそれだけ。
この試合でKAZUが滅茶苦茶活躍しても日テレが言う所の「世界最高の大会」での活躍とは思わないし、解ってるがそんな理屈抜きにただただKAZUを見たい。

豊田スタジアムは八分ぐらいの入り。KAZU人気だけでこれだけの人数が集まるとはね。平日の夜に。
日本のサッカーファンもこの大会の馬鹿さに気づいている様子で少し安心しました。
さてKAZUは先発。これは嬉しい。見る価値があるってもんよ。
正直ヨーク以外サプリサも含めて誰も知らん。
でも日頃見てないクラブを見るのも新鮮かなと。
そんな気分で見ようとしてたのですが、これは完全に覆されました。
オモロイ。予想以上にオモロイ試合やないか!!!
私は大切な事を忘れていた。
ヨーロッパのレベルの高い試合もオモロいけども、やっぱり一番グイグイ引き寄せられるのは、そのチームを応援しているか、その選手を応援しているか。
はっきり言ってKAZUを追い続けた90分間。全く飽きなかった。
ピンチにはハラハラし、チャンスにはドキドキ。これはホントに純粋な観戦心理。
最近忘れていた何かを思い出させてくれた気分です。

そういう心理的なものを抜きにしても中々おもしろい試合でした。
特に前半はシドニーの調子が良い事もあって、抜群に良かった。
KAZUにもチャンスボールがどんどん行ってたし。実際前半だけで4本ぐらいシュート打ったんじゃないのかな?
特に左サイドからシザーズでまたいでのシュートはヤバかった。
KAZU動きキレてるじゃねぇか!!神戸に居た頃よりも断然良くなってる。
コンディションの問題なのか環境の問題なのか舞台の問題なのか。
いずれにしてもKAZUは報道されている通りの「期待出来る」動きでした。
中盤の底で自由自在にゲームを組み立てるヨーク、2トップの相方ペトロフスキとの息もピッタリ。
しかしヨークがピボーテであんなに機能するとはね。
ユナイテッドでコールと「ツインズ」やってた頃からは想像出来んプレースタイルや。
まぁキックの精度や戦術眼、視野の広さ、ヘッドの強さは歳取っても衰えないって事ですかね。
あと右サイドのデイビット・カーニー。彼はおもしろいプレーヤーですね。
前半は凄い良かった。その風貌といい、ポジションといい、デイビットという名前といい、まさに若い頃のベッカム、って感じでした。クロス精度は低かったけどね。
しかし後半、完全にブレーキとなってしまったカーニー。
左利きってのがバレたからなのか、見事に封じられた。彼から1本でも良いボールが前線に行ってたら結果は変わったやろうけどね。

おもしろい試合だったのに残念なのは審判の上川。
なんかJリーグでも評判悪いみたいやけど、「確かに」って思った。
何故そんな審判を選んでしまったのか、それは運営の問題でもあるけどね。
チェッコリを1発退場させたアノ判定、あれは明らかに無駄やったわ。
それから変にKAZUを意識してしまってる空気がありありだったのも良く無い。
KAZUのプレーでファウルを取ったら「日本人だからKAZU贔屓」とでも言われるのが嫌だったのか過剰に取らなさすぎ。
いらん事考えないで審判の仕事に集中して下さい。

まぁ元々の実力はサプリサの方が断然上と言われてました。
しかし実際は接戦。前半良い流れの時にシドニーが決めてさえいれば結果は逆になった可能性もあります。
ただ圧してたとはいえ決定的なチャンスは1度も無かったのも事実だし、逆にボルトンのファインセーブが無かったらもっと点差は開いてた。
サプリサの順当な勝利とも言えるけど、それだけで終わらないのがサッカーのおもしろい所。

次のKAZUはラストゲームの5位決定戦。
特別な意味はもたない試合かもしれない。しかし期待して見てしまう私がいるのは間違いないでしょう。

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2005年12月 9日 (金)

シドニーのKAZU

このblogでも再三触れてきたけど、私はKAZU好きです。
例え「信者」と叩かれても、「はい、信者です」と言い直るぐらいのサポーターです。
忙しくてKAZUが横浜に移籍した時までしかblogで追えてなかったので、その後のKAZUについて思う事を徒然と書いてみます。

まず横浜への移籍。これは結果的に考えても凄く良かったと思います。
何故ならKAZUに対する注目度が比較にならないぐらい上がったから。
注目されればされる程チカラを発揮するのがKAZUという男です。
報道陣も訪れる観客も飛躍的に増した事によりKAZU自身のパフォーマンスも確実に上がりました。
それはホームだけでなくアウェイでも同様です。
各地のアウェイ戦で軒並み観客動員の新記録を打ち立てた事がそれを証明しているでしょう。

個人的にも注目度が上がったのは非常に喜ばしい事でした。
何故なら忙しくて試合全部は見れないので、どうしてもハイライト中心の観戦になってしまうんですが、その中でも取り上げる時間、扱いは格段に良くなりましたからね。
そしてそれに応える様にKAZU自身のコンディション、パフォーマンスも上がって行った様に感じられました。
KAZUダンスをやったりしてメディア、大衆の期待にも応えたしね。
KAZUの移籍でJ2だけでなく日本サッカー自体が盛り上がったし、全てに於いて良かったんじゃないでしょうか。

そしてシドニーFCへの移籍。
丁度横浜移籍の話題も落ち着いてきた頃に出て来た話だったので、なんともタイミングが良かった。
元々以前からオファーがあったらしく、ホントにタイミングの問題だけだったようですがこのシドニーFCが「世界クラブ選手権」に出場する、ってんだからさぁ大変!!
連日報道は加熱し、丁度野球シーズンが終わってネタが無い事もあり新聞、雑誌、TVもKAZU、KAZU、KAZUです。
海外選手の活躍を2割増し以上で伝えるのが日本メディアの特徴ですが、それはKAZUにもあてはまりました。
これはチョット複雑な気分やったけどね。
っていうのは今まで「大久保この試合たいして活躍してなかったのに、すっごい良い報道されてんなぁ」って思ってたけど、それが今後はKAZUも同じ状態になる、っていう事やからね。
正直、2ゴールも素直に嬉しかったし、2試合連続のフル出場、ポスト直撃シュート等もYES!って感じました。
でも「実際の所はどうなん?」ってのが本音の部分。
オーストラリアリーグのレベルも報道されてる通り高いのか?チームに凄くフィットしてるって言ってるけどホントか?悪い報道が1つも無いけどそんなに素晴らしく歓迎されてるのか?とか実際に確かめれないので疑いだしたらキリが無いのですが思ってしまいます。

まぁそれら全ては日本での試合で実際この目で確認出来るのでそれはそれで楽しみです。

さてこの「世界クラブ選手権」ですが、この大会は不要な大会です。
KAZUを好きな気持ち、応援する気持ちに変わりは無いですが事実は事実です。
どれだけ日テレが視聴率の為に「地球一を決める大会です」と叫ぼうが、ブラッターが来ようが所詮は金とUEFAに対抗する為だけに作られたカタチだけの名ばかりの大会です。
数年前に開催した時も失敗したし、トヨタ杯の意味も無くなってきたし、いっその事すんなり無くしたらいいのに。コンフェデと一緒に。
リバプールも2軍とかユース送り込んだったらいいんですよ、抗議の意味を込めて。
こんな大会の為に過密日程になってジェラードなんかに怪我された日にゃたまらんで。
そこまでいかなくても確実にパフォーマンスの質は落ちるしね。
日テレの過剰報道もウザイけど、KAZUの露出は増えてるので心境としては複雑ですが。

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2005年7月21日 (木)

KAZU横浜移籍

KAZUの移籍会見を見た。
急過ぎる話で驚いた、ってのが正直な感想。
個人的な気持ちとしては今回の移籍に関して賛成でも反対でも無い。
KAZU自身が決断した事を尊重するだけ。ただそれだけです。

ただ世間の反応、っていうか人によって反応は様々ですな。
誹謗中傷、応援、賛成、反対、静観、と様々。
でもこれだけ色んなリアクションが出るって所がKAZUのKAZUたる所以ですな。
偉大さを改めて知りました。

J1からJ2に行く事に悲観的な意見もあるようです。
確かにJ1で観れないのは凄く寂しいですが、だからと言ってレベルが落ちたとかそういう問題では無いですよね。
2部リーグでプレーしている選手は全員2部リーグレベルの選手なのか?っていうと現実はそうではありませんから。
全盛期のバティストュータもそうだし、ゾラだってチェルシーから敢えて2部に行ったりね。
何よりもプレイするってのが選手にとっては大事だと思うので、そういう意味で神戸を出るってのはある意味仕方無いでしょう。
監督が代わってから、全く使われなくなりましたからね。むしろKAZUを排除しようって空気さえ感じたよ。
今季のスタートは連続ゴールとかで調子も良く、この時期にこんな事になるとは3月の時点では全く想像もしてなかったよ。
レオンに監督が代わった時、「使われなくなるかなぁ」とはチョット思ったけどレオンも続けて先発で起用。
まぁ実際今季の公式戦は全て先発で出てたぐらいですからね。
監督が代わった事によって使われなくなる、ってのはこの世界ではよくある事(逆もまたしかり)で、例を出せばキリが無いくらいです。
こいつよりもっと良い選手いるだろ!って思ってても常に外されない選手もいれば能力があっても使われない選手もいます。
バッジョなんか監督によって扱いが全然変わっちゃう選手の代表じゃないでしょかね?
昨季のマドリーにおけるフィーゴも完全にルシェンブルゴの目指すスタイルに合わなかったので終盤はベンチを暖めざるをえませんでした。
今季もルシェンブルゴがスタイルを変えないんであれば、フィーゴも絶対に移籍すべきだと思いますね。

話がチョットKAZUからズレましたが、とりあえず今年の残りは横浜で頑張って下さい。
横浜で結果を出して、来年じっくりと移籍先を決めたら良いんじゃないでしょうか?

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2004年12月 5日 (日)

KAZU熱 沸騰

ドイツから帰国する飛行機の中で見た久しぶりに見る日本の新聞。
そこには「KAZU 3戦連発!」の文字が。
一気に燃えた。テンション上がった。
俺が日本を離れてる間もKINGは魅せてくれてました。
感激と同時にその3ゴールを見れなかった事を非常に悔やむ。
日本にいる時だったらTVでチェックできたのになぁ。
でも帰国後もスポーツニュースをつければKAZUの3ゴールが大きく取り上げられていたので無事見る事は出来ました。

それにしてもここにきてのKAZUの爆発はどうよ?
日本代表復帰のジーコサプライズ案以来、確実に列島を沸かせている1人でしょう。
代表入りはならなかったものの新潟のチャリティーマッチにブルーのユニで登場する等、話題を振りまいております。
新潟戦も結構ええ動きやったらしいしね。
今季の中盤は怪我とかもあって中々思うようにいかず、KAZUサポの俺としても来季の契約更新が不安だったんですが、ハシェック解任後から復活。
そしてKAZU先発復帰以降チーム僅かながら上昇気流を描き、今季はほぼ心配無く残留もあっさり決めました。
ちょっとでもKAZUを疑う気持ちがあったのは事実です。
いつかは必ず訪れる「限界」「引退」。
それが来たかと思ってました。
でもまだ早かった。まだまだ早かったよ。
ビアンコネロでの最後のKAZUダンス。生で見たかったな。
なにをやっても華になる選手ですよ。

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2004年10月15日 (金)

KAZU代表復帰か?!

ドイツW杯・アジア1次予選の突破を決めたらしい日本代表。
最近全く代表戦を見てないんで、よくわからないんですけど、オマーンってそんなに強くなったのか?
TVとかチラッと見ただけやけど、滅茶苦茶強敵みたいな描かれ方をしてますよね。
信じ難かったわ。
それとも日本が急激に弱くなったのか?
まぁ楽な試合なんてのは、ひとつも無い事は勝負事ですから理解出来るし、誇張して宣伝しないとTV局も数字が大変だから、って理由はわかりますが、なんか1次予選レベルなのに新聞とかもやたら扱いでかくないですか?

なんか知らん間に変わったもんやね?
そこまでドイツへの道って厳しいんか?
昔に比べたら楽になったと思うんですけどね。
だって最終予選進出チームの8チームを2つに分けてグループリーグやるんでしょ?
で、その4チームの内で上位2チームずつが本大会出場。
さらに8チーム中5位の国も北中米とプレーオフ。
これに勝っちゃうとアジアから5チームも本大会に出ちゃうんですよね。

多過ぎやろっ!

っていうか予選も楽すぎやわ。
そう考えるとメディアの煽り方の酷さってのが目に付きますよねぇ~。
もう完全にW杯って大会は世界の国からのお祭り大会になっていくんでしょうか?

ところで今回の本題ですが、なにやらKAZUが復帰するかもみたいな話が出てます。
この話題はガンガンにメディアに煽っていただきたいのですが(^^)
もう既に2chなんかでもスレが沸騰してますが、まだ決定事項では無い、と冷静に考えても燃えてくるものがあります。

消化試合に呼ばれて、それでいいのか?
みたいな意見もあるようです。
こういう試合こそ若手を試せ!
みたいな意見もごもっともです。

しかしジーコの心意気を俺は買いたいね。
今まで、こんな提案無かったでしょ?
加茂さん時代の初期に結構「花道」的に都並やラモス達が呼ばれたのを記憶しているくらいです。
ロビー・バッジョの実質アズーリ引退試合vsスペインを見て、日本でもこんな事が出来たらいいのになぁ~、って思ってましたよ。

もし実現したら一番心配されてるのは「興行試合」「ドリームマッチ」「お祭り試合」になってしまわないか?
って事でしょう。
しかしそこはKAZUです。
全てをチャンスに変える男。プラス思考の塊。プロ意識の塊。
そんな男です。勝負にこだわる男です。
絶対やってくれる筈です。勝ちにこだわった試合になる筈です。
そして今回のアイディアに最も賛成な理由はジーコが提案したからです。

いわゆるアリゴ・サッキの様に素晴らしい監督であっても選手経験が無い監督からの提案だったら、私はこのアイディアに反対してたでしょう。

「現役選手の気持ちを考えろ!」と。

しかし今回は輝かしい選手実績(今更詳しく紹介するまでも無いほどの)を誇るジーコからの提案です。
誰よりもスタープレイヤーの気持ちは理解してるはずです。
ならばOKじゃねぇかと。
我々外野がいくら考えてもスター選手のプライドとかは到底理解出来ないもんです。
ですんで、ごちゃごちゃ言うのは辞めにしました。

それにしても、この胸の高鳴りは何よ?
勿論Jリーグで結果出して、純粋に戦力として呼ばれるのが一番ベストです。
なんのモヤモヤも無く、スッキリ見れます。
でも今回のような場合でも、このテンションの高揚はどうよ?
見たいんですよ。
経緯はどうであれ、KAZUの代表姿を。
国歌斉唱する姿を。
日の丸の11番を。
それがイチKAZUサポとしての自然な反応ではないでしょうか。
あ~久しぶりに代表マッチ見ちゃうかもね~。

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2004年9月 2日 (木)

パイオニアの偉大さ

今でこそ海外厨と化した私ですが、やはりスタート地点は日本。
そしてきっかけとなったのはKAZUです。

時は95年。TVではサッカーボールの顔のデッカイ風船が飛んでいました。
今思えばこのJリーグ開幕当時のキャラクターは何処へ?
って感じですが。ピッチ君に乗っ取られたか?

私はその開幕戦を見ました。
人がサッカーに出会う瞬間ってのはそれぞれです。
W杯で目覚めた人もいればキャプテン翼で夢中になった人もいるでしょう。

私の場合はこの5.15。
って言うか私の世代では、こっからって人が結構多いんじゃないんでしょかね?
このヴェルディ×マリノスの試合、90分間観ました。
しかし何も覚えてません。
KAZUの事もなにかパーマかけた人がいた、くらいのものです。

当時の私は野球少年。
一応巨人を応援してましたが、巨人と言うよりは斎藤雅樹が好きな少年でした。

J開幕後も中心となるのは、劇空間プロ野球。
しかし序々にフットボールを観る時間も増えてきましたね。
そういう意味で川淵チェアマンってのは色々批判もあるみたいですけど、個人的には凄い評価してます。
J開幕前ってのは、私みたいな少年は結局何気なくサッカー観るとか不可能だったでしょ。
滅茶苦茶選択肢限られますからね。
勿論チェアマンひとりでリーグを作った訳では無いですが。

夢中に成りだして来たのは初年度の2ndステージぐらいからですね。
この頃からは覚えてます。
ビスマルクーKAZUラインを覚えてます。
そっからはドーハの悲劇みたいな衝撃的な事もあり、一気にフリークと化していくわけです。

その中で中心だったのは、やはりKAZU。

Jリーグもそうだけど、やはり代表ですよね。
少年の心を奪うには充分な活躍をKAZUは予選でやってましたから。
最初はやはり花形ポジションに目を奪われてしまうのは当たり前でして。
最初からいきなり森保のポジショニングとか堀池のカバーリング見てる中学生なんて嫌でしょ?

ここでKAZUに奪われた少年の心は鹿島とのチャンピオンズシップで一気に爆発します。
今振り返ると結構オイシイとこどりなチャンピオンズシップですが、そんなの少年に解かるはずもありません。

そしてJリーグアウォーズでのパフォーマンス。
なにもかもがカッコ良かった。

私は元来、前述した斎藤雅樹の様な「地味なエース」が好きだったんです。
斎藤はかなり勝ってる割には桑田の様な脚光を浴びてなかったり、槙原よりもキャラが弱かったりで、偉大なのにあまり目立ってなかったりするんですが、そんなトコも好きだったんですよ。
野手でも原も好きでしたが、やっぱり篠塚とか岡崎とかに結構アツくなってたんですよね。

そんな私が真性スタープレイヤーKAZUに心を奪われてしまいました。
やはりKAZUだけは違うんですよね。
今でもそう思います。
今でもロナウドやジダンやデルピエロや、ってスタープレイヤーも好きは好きですが、やっぱりペップとかレドンドとかに没頭しちゃいますからね。

KAZUの偉大な功績は今更ここで記すまでも無く皆様御承知なので、あえて省きます。

って言うか個人的にはTVの画一的なKAZU紹介が凄く嫌いなんです。

「15歳でブラジルに行って~、Jリーグ盛り上げて~、セリエAにアジア人で初めて挑戦して~、日本代表でも常に先頭で頑張ってきたのに~、W杯には行けなくって~、でもまた海外に行って~」

みたいな。こんな紹介が大嫌いです。
アフォかと。
それは勿論正しい歴史さ。でもそんなんええねん。
もっと言う事あるやろ。もっと褒めろ。もっとパイオニアを誉めろ。
KAZUがどれだけの道を切り開いてきたかを。
奥寺さんから流れる系譜をしっかり紹介しれ。

コンバートってのは、不幸な事ではありません。
コンバートによって、開く才能もあります。
最近ではザンブロッタやトゥーレですね。
どちらもコンバート前も良い選手ですが、コンバートされてからの方が確実にランクアップしました。

マルチな選手ってのがいます。
オランダって国はこれの代表格で、コクーがその完成系でしょうか。
どんなポジションをさせても見劣りしないっつうかパフォーマンスが落ちないというか。


KAZUは時代にコンバートされたプレイヤーです。
しかしマルチプレイヤーではありません。

右足でも左足でも蹴れるし、勿論ポジションも右に回っても左に回ってもノープロブレムですが、それとマルチプレイヤーってのとは少し解釈が違います。

KAZUはウィンガーです。
生粋の。

そんなKAZUが何故センターフォワードをやってるのか?
それは日本がそんな時代だったからです。

ギグスはたまにFWをやります。
でも1トップのギグスなんてカウンターの時ぐらいしか見た事無い。
年間通してニステルのポジションを務めるギグスと、本来の左WGのギグス。
どっちが観たいですか?どっちがオモシロいですか?
答えは明白でしょう。

KAZUはギグスだったのに、いつの間にかニステルにされてしまいました。

少し前まではKAZUをスタジアムで観れる機会も多くありました。
もう左WGよりもCF歴の方が長いはずの時です。
しかしそれでもサイドライン際で相手SBと対峙するKAZU。
そして得意のフェイントで抜くKAZU。
そんなKINGを観てると、「やはりオーフェルマルスだ」と思いました。
KAZUは日本のオーフェルマルスになれたと思います。

しかし日本にはクライフェルトもベルカンプもいなかった。勿論ニステルもマカーイもハッセルバインクもファンホーイドンクも。

もしKAZUがオーフェルマルスのまま過ごせたら。。。。
所謂KAZUに起こった不幸的な出来事は無かったでしょう。
W杯にも2回とも出てただろうし、ヨーロッパでの生活ももっと長かったでしょう。
CLにも出てたかも知れません。

CFになって良い事ってのも一杯あったでしょう。
客観的に見ても一杯ありますもんね。


私がKAZUを一番尊敬している所はプレイに対する意識といった、所謂プロ意識な所ですが、次に素晴らしいと思う点は本来のポジションじゃないのに、ここまでやってるって事ですよ。

本来のポジションじゃ無いのに、代表歴代2位のゴール数(Jリーグも)を挙げ、更に印象に残るゴールも多い(この辺りは持って産まれたスター性か?!)事です。

釜本と比べられたりって事も多かったですが、ちゃんちゃらおかしな話ですよ。
フィーゴとロナウドを比べますか?デニウソンとロマーリオを比べますか?
比較対照がおかしいんですよ。
釜本と中山ってなら正当な比較ですが。

しかし加茂氏が、とっても印象的な言葉を述べておられました

「点取らないと納得しないぞ」

そうなんです。
かくいう私でさえ、KAZUは本来点取り屋じゃない、ストライカーの能力はあるがCFじゃない、と認識してる筈なのに、いっつもいっつも期待してしまうのは

ゴール

それだけ、って訳じゃ無いが、まずはそれ。
つまり見てるサポもKAZUには、ゴールを求めちゃうんです。

それだけの事をしてきたし、それが出来る男だから、ってのもありますが、結局ここまできちゃうとそうなってしまうんですな。

ロッベンを観る時は「どんな上手い抜き方を魅せてくれるんだろ」とまず期待します。
ゴールなんて頭に無く、ゴールはケズマンって意識です。

それがKAZUになると。。。。。。
ある種、不幸なラビリンスに落ちてしまったKING。
しかしそれはKAZU自身の運命であり、またKAZU自身が選んだ途だったのかもしれません。

KAZUに惹かれるのは、魅せる意識とかファンサービスとか勿論プレイもそうだけど、こうしたドラマがあるからでしょうね。

これをまとめてスターと呼ぶのかもしれませんが。

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